「つみたてNISA」と「iDeco」税金がお得になるって言ってますけど、何がどのようにお得なのかわからない人も多いのではないでしょうか?
「つみたてNISA」と「iDeco」 は利益に対して税金がかからないのはわかってるんだけど、詳しくはわかってないな~
投資をする人にとって、すべての人にお得な制度なんだけど、いまいち口座開設数も伸びてないみたいなんだよね。
ジュニアNISAも口座開設数が伸びなかったので、終了しちゃうしね。
日本人は投資としないで、貯金が一番なんだよね。
今回は、 「つみたてNISA」と「iDeco」 を比較してみて、どのくらいお得なのか見ていこう!
「つみたてNISA」 については、下の記事も見てね!
「つみたてNISA」と「iDeco」 の違い
つみたてNISAは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート))
2023年にいったん現行のつみたてNISA制度の終了時期となるため、2021年~2023年中に始めれば20年間の税制優遇が受けられます。
iDecoは制度上の終了時期はありませんが、加入者が積み立てできるのは60歳までという年齢による終了期限があります。
60歳以降に積み立てたお金を引き出さず、さらに10年後の70歳まで運用を続けることも可能です。
表で比較していきましょう。
運用益への課税が、非課税なのは共通ですね。
つみたてNISA | iDeco | |
運用期間 | 20年間 | 加入から60歳まで拠出可能、 70歳まで運用継続可能 |
資金の上限 | 年間40万円 | 自営業:月6万8千円まで、会社員:月2万3千円まで |
引き出し可能? | いつでも可 | 原則60歳まで引き出し不可 |
運用益への課税 | 非課税 | 非課税 |
掛け金の税制優遇 | なし | 掛け金が所得税の控除対象 |
運用対象商品 | 投資信託、ETF | 定期預金、投資信託、保険 |
積立額上限と引き出し額
つみたてNISAは年間40万円を上限につみたてることができます。
毎月33,333円をコツコツと貯めていき、20年経てば800万円を元手に運用していることになり、非常に大きな運用成果をあげる可能性を秘めています。
毎月33,333円 積み立て、年利5%と仮定すると、20年後には、13,700,000円です。
つみたてNISAは通常の株式投資の延長であるため、いつでも投資商品を売却し、現金として引き出すことが可能です。
通常利益に20%の税金がかかりますが、今回の場合5,700,000円の20%が課税されません。
iDecoは自営業者かサラリーマンによって積み立て可能額が異なります。
自営業者には厚生年金という年金の上積みがないためにiDecoでは優遇されており、月6万8千円までと非常に大きな額を積み立てることができます。
サラリーマンは月2万3千円までと、つみたてNISAよりも小さな金額になります。
iDecoは年金の上積みを目的としているため、原則60歳以上でなければ受け取ることはできません。
急な出費やなど、お金の使い方の柔軟性が低くなるため、iDecoの最大のデメリットですね。
運税制優遇
つみたてNISAもiDecoも、制度を通じて購入した投資信託等の商品から生じた利益について、課税されることはありません。
投資信託を積み立ててたら100万円の元本の評価額が150万円になって50万円も利益が出た場合、一般口座であれば利益の20%にあたる約10万円が所得税・住民税として徴収されます。
しかしつみたてNISAとiDecoの場合は、利益分にあたる50万円もそのままうけとることができます。
つみたてNISAは掛け金(積立てた金額)に対する税制優遇はなく、あくまで運用利益が出た場合に非課税であるとする優遇制度です。
iDecoは掛け金に対しても税制優遇があり、掛けた金額が所得税の課税対象から外れることになります。
例えば年収600万円ほどの人は所得税率が20%なので、iDecoで年間20万円積立てた場合は20万×20%=4万円が所得税を払わなくてもよくなります。
運用利益に加えて掛け金にも税制優遇がある点が、iDecoの最大のメリットですね。
運用対象商品
つみたてNISAは投資信託とETFに投資することができます。
国が厳選した銘柄ですので「ぼったくり投資信託」は入っていませんので安心です。
ですので、手数料の低い長期投資向け商品に限定されているので、いざ積立てる際は、つみたてNISA制度の対象商品か否かのチェックをしっかり行いましょう。
iDecoは投資信託に加えて定期預金や保険でも積み立てることができます。
定期預金なんて運用利益が出ないし税制優遇の意味がないようにも思えます。
しかし前述のとおり掛け金に対する優遇があるため、税率分の利益を確実に得ようとするなら良い選択しだと思います。
まとめ
「つみたてNISA」は年間40万までの積立が非課税となります。
資金のない人でも毎月5,000円でも積み立て開始してみてはいかがでしょうか。
「つみたてNISA」「iDeco」とも両方行うことがベストですが、「iDeco」は60歳まで資金拘束されてしまうため、まずは 「つみたてNISA」 を行って、余裕が出てきたら 「iDeco」 開始でよいと思います。
ブログ村!応援クリックお願いします。
コメント