オリックスが年初来高値更新です。子会社売却の売却益はなんと1,200億円超となる見込みです。
高配当株と株主優待株でも有名な会社ですが、これからの株価上昇・増配が楽しみです。
すごいよ!オリックス(8591)が年初来高値更新したよ。
子会社の弥生の売却で2,000億円超が入るんだって。
すごい勢いで上がったね。
+93.5(+4.35%)も上がったんだね。
高配当株で上昇前は4%以上あったのに配当利回りは下がってきちゃったね。
株価が上がったらしょうがないけどね。
3.5%になっちゃったね。今の株価は14年ぶりの高値なんだね。
オリックスの参考記事貼っとくね!
会計ソフト「弥生」を2000億円超で売却
オリックスは子会社の会計ソフト会社、弥生を売却する方針です。
売却価格は2000億円超になる見込で、すでに入札手続きに入っており、米ベイン・キャピタルなど3社が2次入札に進んだことが26日、わかりました。
ベインのほか、米KKR、米ブラックストーンが候補に残っているようです。
2次入札は早ければ11月末にも行われ、候補が絞られる見込みだそうです。
オリックスは2022年3月末までの売却完了を目指します。
オリックスは「株式譲渡を含めてさまざまな検討を行っていることは事実だが、現時点で決定している事実はない」とのコメントを発表しました。
この報道を受け、オリックスの株価は急伸。
一時、前日比4.9%高の2256円と2007年12月13日(2271円)以来、約14年ぶりの日中高値を記録した。終値は2243.5円となりました。
利益 1,200億 円
弥生株式会社は、2004年にライブドアグループ入り
2014年にオリックスが弥生を買収しオリックスグループ入りした。
その時の回収価格は、800億超!とのことです。
今回の売却報道が、2,000億超ですので、1,200億の売買益です。
8年の保有で、2.5倍の価格で売却です。
弥生は会計ソフトの顧客である中小企業向けに、融資や新規事業立ち上げ支援業務を手掛けるなどビジネスを拡大してきました。
8年で2.5倍の1,200億円の利益はすごいですね。
オリックスの企業努力がうかがえます。
プロダクトのさらなる進化と事業支援サービスの拡大
2012年からはオンラインにも力を入れて、2014年にオリックスグループになったってことだね。
- 2012年
- 「やよいの店舗経営 オンライン」サービス開始
- 「あんしん保守サポート」加入数が20万を突破
- 2013年「弥生PAP」の会員数が5,000事務所を突破
- 2014年
- 「やよいの白色申告 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」サービス開始
- 「YAYOI SMART CONNECT」サービス開始
- 「あんしん保守サポート」加入数が40万を突破
- オリックスグループ入り
- 2015年
- 千代田区外神田に本社移転
- 「弥生会計 オンライン」サービス開始
- 2016年株式会社Misocaをグループ会社化
- 2017年
- 「やよいの給与明細 オンライン」サービス開始
- 「弥生のかんたん会社設立」サービス開始
- 弥生シリーズ 30周年
- 新会社 アルトア株式会社(旧 ALT株式会社)設立
- 「アルトア オンライン融資サービス」サービス開始
- 2018年広島営業所 開設
- 2019年
- 「あんしん保守サポート」加入数が50万件を突破
- 仙台営業所 開設
- 「資金調達ナビ」サービス開始
- 「社会的システム・デジタル化研究会」代表として他4社と共同で発足
- 2020年
- 「弥生PAP」の会員数が10,000事務所を突破
- 弥生シリーズ「登録ユーザー数」が200万を突破
- 株式会社Misocaを吸収合併
- 「電子インボイス推進協議会」代表幹事法人として他9社と共同で発足
- 「記帳代行支援サービス」サービス開始
- 2021年
- 「起業・開業ナビ」サービス開始
- 札幌営業所 開設
- 「弥生PAP」の会員数が11,000事務所を突破
2012年、弥生初のクラウドアプリケーションである「やよいの店舗経営 オンライン」が誕生。その後2014年に「やよいの白色申告 オンライン」、「やよいの青色申告 オンライン」、2015年に「弥生会計 オンライン」がサービスを開始しました。現在、クラウドアプリケーションでもシェアNo.1を獲得するまでに成長しています。
「弥生シリーズ」「あんしん保守サポート」を通じてスモールビジネスのバックオフィス業務の効率化を支え続けてきた弥生が次に目指すのは、スモールビジネスの事業の支援です。
弥生
新たなサービスの提供、オウンドメディアによる情報発信などの「事業・業務支援サービス」の提供を本格的に開始し、事業領域を拡大していきます。
まとめ
オリックスは中小企業や個人事業主向けオンライン融資のアルトアを弥生と共同で設立しました。
プライベート・エクイティ投資のプロらを役員に派遣して弥生の企業価値向上に努めてきました。
オリックスの決算資料をみると、弥生の21年3月期のセグメント利益は60億円です。
今回の売却益が1,200億円で弥生の年間利益は60億円ですので、20年分の利益を得たということでしょうか。
これからもオリックスの株価上昇と、配当金の増配に期待します。
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