10月17日~10月21日までの日経平均予想です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
今週株価予想:2万7400円-2万5800円です。
直近の値動き
年初来高値29,388.16(2022年1月5日)年初来安値24,681.74(2022年3月9日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2022年10月14日 | 26,599.32 | 27,180.16 | 26,595.35 | 27,090.76 |
2022年10月13日 | 26,398.29 | 26,408.31 | 26,237.42 | 26,237.42 |
2022年10月12日 | 26,353.22 | 26,495.75 | 26,313.41 | 26,396.83 |
2022年10月11日 | 26,757.12 | 26,759.62 | 26,369.56 | 26,401.25 |
2022年10月7日 | 26,975.92 | 27,198.91 | 26,921.90 | 27,116.11 |
先週の値動きです。
始:27,116円⇒終:27,090円
26円安でした。
11日は大幅下落したけど、14日に何とか伸ばしたね。
どこまで下がるの~?って感じだけど、持ち直してよかったね。
それより、円安がすごい進み方だね。
148円ってすごいよね。
円安がどんどん進むね。
150円位まではいきそうな感じだけどね。
先週の動向と今週の傾向
米10月ミシガン大学消費者信頼感指数における期待インフレ率は1年先が5.1%と9月(4.7%)から大幅に上昇。
5-10年先も2.9%と9月(2.7%)から上昇しました。
ガソリン価格の動向などに左右されやすく、高水準の期待インフレ率の定着を恐れる米連邦準備制度理事会(FRB)には許容しがたい結果と考えられ、今後のFRB高官のタカ派発言に警戒が必要です。
米10年債利回りは再び4%超え、フェデラルファンド(FF)金利の5%超えを指摘する意見も増えてきていて、一段の金利上昇圧力にも注意が必要です。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録や米9月消費者物価指数(CPI)などの重要イベントを通過したとはいえ、来週も米国と中国を中心に注目度の高い材料が相次ぐ。中国では18日に7-9月期国内総生産(GDP)、9月鉱工業生産及び小売売上高が発表されます。
都市でのロックダウン(都市封鎖)は9月中旬に全面的に解除されているため、数値としては堅調なものが確認される。
ただ、依然として「ゼロコロナ」政策は続いていて、結果に対する市場の反応からセンチメントを推し量りたい。
また、16日からは5年に1度の中国共産党大会が開催されている。
経済成長よりも国家安全保障を重視する姿勢に転換するとみられており、「ゼロコロナ」政策堅持の姿勢が強く打ち出されるとマーケットにはネガティブなものとなりそうです。
米国では、今週末のJPモルガン・チェース、モルガンスタンレー、ウェルズ・ファーゴに続き、来週もゴールドマン・サックスの金融大手のほか、ネットフリックス、テスラ、アメリカン・エキスプレスなどの注目度の高い企業決算をむかえます。
金融決算は景気動向の先行きを敏感に映し、テスラなどの個人投資家人気の高い企業決算に対する株価反応は投資家センチメントを計る材料となるため、注目したい。
19日に公表される米地区連銀経済報告(ベージュブック)も注目材料となる。株式市場の関心事はもはやインフレそのものではなく、遅行指標に基づいて後追いで利上げに邁進しているFRBによる政策ミスが引き起こす過度な景気後退や企業業績の悪化、ないしは金融市場の混乱へと移っています。
前回のベージュブックから既に景気減速に言及する記述が散見されているため、こうした内容が一段と増えていれば、今後本格化していく7-9月期決算に対する事前の警戒感が高まりかねない。
その場合、相場は再び下方向に振れるリスクが十分にあります。
今週の注目スケジュール
10月17日(月):日・鉱工業生産(8月)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(10月)、米・決算発表→BofAなど
10月18日(火):日・IoT展示会「CEATEC」開幕(21日まで)、中・鉱工業生産指数(9月)、中・小売売上高(9月)、中・固定資産投資(都市部)(9月)、独・ZEW期待指数(10月)、米・鉱工業生産指数(9月)、米・NAHB住宅市場指数(10月)、米・ミネアポリス連銀総裁が討論会に参加、米・決算発表→J&J、ゴールドマン、ネットフリックスなど
10月19日(水):日・SBIリーシングサービスが東証グロースに新規上場、中・新築住宅価格(9月)、英・消費者物価コア指数(9月)、欧・ユーロ圏CPI(9月)、米・住宅着工件数(9月)、米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表、米・シカゴ連銀総裁が講演、米・決算発表→P&G、IBM、テスラ、アルコアなど
10月20日(木):日・貿易収支(9月)、ビジネスコーチが東証グロースに新規上場、中・1年物/5年物ローンプライムレート(LPR)、米・中古住宅販売件数(9月)、米・決算発表→AT&T、ボルボ、ブラックストーン、スナップなど
10月21日(金):日・消費者物価コア指数(9月)、英・小売売上高指数(9月)、欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(10月)、米・ニューヨーク連銀総裁がイベントの開会のあいさつ、米・決算発表→アメックス、ベライゾンなど
まとめ
ウクライナ戦争や中国経済の減速は世界経済への打撃となっています。
円安もとまりません。
今年もあと、2カ月半ですが、3万円台の回復は難しいかもしれませんね。
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