11月7日~11月11日までの日経平均予想です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
今週株価予想:2万7900円-2万6800円です。
年初来高値29,388.16(2022年1月5日)年初来安値24,681.74(2022年3月9日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2022年11月4日 | 27,371.89 | 27,389.30 | 27,032.02 | 27,199.74 |
2022年11月2日 | 27,562.30 | 27,692.55 | 27,546.88 | 27,663.39 |
2022年11月1日 | 27,614.64 | 27,682.97 | 27,526.18 | 27,678.92 |
2022年10月31日 | 27,404.30 | 27,602.99 | 27,392.99 | 27,587.46 |
2022年10月28日 | 27,097.38 | 27,265.46 | 26,981.08 | 27,105.20 |
先週の値動きです。
始:27,105円⇒終:27,199円
94円高でした。
米国株の下落の影響で、4日に大幅下落しちゃったね。
米国の雇用統計も影響してるんだね。
経済アナリストは、今年3万円を回復って予想した人もいるけど、結構難しい感じになってるね。
それほど株価の予想は難しんだね。
先週の動向と今週の傾向
米10月雇用統計では、非農業部門雇用者数が26.1万人と市場予想(+19.3万人)を大きく上回った。
9月分は26.3万人から31.5万人へと上方修正され、平均賃金の伸びは前年同月比では+4.7%と市場予想に一致し、9月の+5.0%から減速したものの、前月比では+0.4%と市場予想(+0.3%)を上回った。
失業率が3.7%と市場予想(3.6%)を超えて9月(3.5%)から大きく上昇したことはデータの解釈を難しくするが、労働参加率が62.2%と9月(62.3%)からの横ばいを見込んでいた市場予想から下振れたことも踏まえると、労働市場の逼迫は依然強いようです。
3日に発表された米10月ISM非製造業景況指数は54.4と、市場予想(55.2)を下回ったものの、項目別にみると、支払価格が70.7と9月(68.7)から上昇。
入荷遅延も56.2と9月(53.9)から上昇している。
雇用統計と合わせて考えると、サービス分野のインフレ沈静化が進んでいないことがわかります。
11月1-2日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は「政策金利の最終到達点は従来の想定よりも高くなる」などと発言。
これを受けて、市場が抱いていたFRBのハト派転換期待は剥落。米10年債利回りは4日、4.16%まで再び上昇。
10月下旬に一時上回った4.3%台にまではまだ距離があり、上述のインフレに関するデータを踏まえると、金利の上昇余地はまだ残されていると考えられます。
FOMC後には、米リッチモンド連銀のバーキン総裁や米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁らが政策金利の5%越えを示唆する発言をしています。
景気後退懸念が長期金利の低下圧力として働くため、米10年債利回りの上昇余地はさほど残っていないとも考えられますが、今後のデータ次第では4.5%程度までの上昇余地は想定しておいた方がよいでしょう。
中国で「ゼロコロナ」政策が緩和されるとの憶測が広がっています。当局はまだ明確なメッセージを発していませんが、旅行便の一部は規制緩和されるようです。
中国の経済再開への思惑から、週末にかけてWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)原油先物価格(12月物)は1バレル=92ドル台まで上昇しました。
10日には米10月消費者物価指数(CPI)が発表予定で、総合指数の前年比の伸びは+7.9%と9月(+8.2%)からの減速が見込まれています。
原油市況の強含みが続くと、11月分以降のCPIは再び総合で前年比+8.0%に乗せてくる可能性があり、サービス分野に目線が移っているインフレ問題については再びエネルギーコスト増加を通じた形で再燃する可能性があります。
このほか、8日には米中間選挙が予定されています。中間選挙では下院で野党・共和党が過半数の議席を獲得することが見込まれており、上院は接戦の予想となっています。
仮に、共和党が上下の両院で過半数を獲得すると、財政政策を通じたインフレ懸念は後退する一方、債務上限問題などが想起され、足元の不安定さを考慮すると、相場はネガティブに反応する可能性があります。
一方、中間選挙の結果がどうであれ、選挙が実施される11月から翌年4月までのS&P500指数の株価パフォーマンスは良好という経験則が市場では知られている。こうしたアノマリーが意識される形で、相場が底堅く推移する可能性も残されていようです。
米CPIを前に中間選挙を通過してもあく抜け感は強まりにくく、相場は良くてせいぜいレンジ相場と考えておいた方がよいでしょう。
今週の注目スケジュール
11月7日(月):日・決算発表→味の素、スクエニ、米・ボストン連銀/クリーブランド連銀総裁が講演など
11月8日(火):日・家計支出(9月)、日・毎月勤労統計(9月)、日・景気動向指数(9月)、、日・決算発表→三菱商、NTT、ダイキン工、INPEX、東レ、任天堂、米・中間選挙など
11月9日(水):日・景気ウォッチャー調査(10月)、日・決算発表→キリンHD、三井不、いすゞ自、ネクソン、ホンダ、中・消費者物価指数(10月)、米・ニューヨーク連銀総裁が講演など
11月10日(木):日・工作機械受注(10月)、日・決算発表→ブリヂストン、東エレク、資生堂、日清食HD、テルモ、富士フイルム、米・消費者物価コア指数(10月)、米・カンザスシティー連銀総裁が講演など
11月11日(金):日・企業物価指数(10月)、決算発表→ソフトバンクG、楽天G、ヤクルト、オリンパス、米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)、米・債券市場は休場(ベテランズデー)、中・「独身の日」など
まとめ
国内株式の決算発表がぞくぞく発表されています。
高配当株は、「増配祭り」って感じですね。
大幅増配の「JT」の決算発表も終えてこれからも増配の発表が予想される銘柄があります。
これだから高配当株投資はやめられませんね。
「JT」参考にしてください。
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