3月14日~3月18日までの日経平均予想です。
今週株価予想:2万6000円-2万4500円です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
直近の値動き
年初来高値30,795.78(2021年9月14日)年初来安値24,681.74(2022年3月9日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2022年3月11日 | 25,495.03 | 25,503.65 | 24,966.50 | 25,162.78 |
2022年3月10日 | 25,108.47 | 25,720.31 | 25,099.85 | 25,690.40 |
2022年3月9日 | 24,876.49 | 25,084.08 | 24,681.74 | 24,717.53 |
2022年3月8日 | 24,974.35 | 25,291.33 | 24,767.33 | 24,790.95 |
2022年3月7日 | 25,634.09 | 25,640.41 | 25,006.26 | 25,221.41 |
2022年3月4日 | 26,421.85 | 26,421.85 | 25,774.28 | 25,985.47 |
先週の値動きです。
始:25,985円⇒終:25,162円
823円安でした。
先週に引き続き、今週も年初来安値更新しちゃったね。
これで4週連続の下落だよ。
世界的に株安だから仕方ないよ。
ロシアとウクライナの戦争が収まってほしいね。
戦争終結もそうだけど、原油価格の価格高騰も問題だよね。
ガソリン価格の高騰と灯油価格の高騰で、家庭に与える影響も大きいよね。
今週の注目記事
先週の動向と今週の傾向
15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を睨んだ神経質な展開が予想さます。
その他、引き続きウクライナ情勢にも注意を払う必要がありそうです。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言で、3月FOMCでの0.25ptの利上げは濃厚です。
注目点はFRBメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)とバランスシートの縮小(QT)の開始時期への言及などもあります。
市場は現在年内に残る7回全てのFOMCで0.25ptの利上げが行われることをほぼ織り込んでいます。
このため、ドットチャートの結果がタカ派サプライズとなる可能性は低いです。
むしろ、ドットチャートの中央値が市場予想より少ない利上げ回数を示唆する可能性もあり、この場合は相場の下支え要因となりそうです。
また、QTについては年明け以降の高官発言や議長の議会証言により、年央からの開始や3年程度の時間をかけて行われていくことなどは既に分かっています。
ウクライナ情勢を背景とした景気減速懸念を考慮して、この開始時期を遅らせるかどうかが注目される。
ECBが量的緩和策の縮小ペースを加速させるなど既にタカ派寄りの政策決定を下していることもあり、FRBが従来どおり年央からのQT開始を示唆しても、大きなネガティブサプライズにはならないとおもわれます。
ただ、パウエル議長は経済データ次第ではこの先0.5ptの利上げもあり得るとしているが、市場はこの点についてはまだ十分に織り込み切れていない。
ウクライナ情勢の緊迫化後に起きた資源価格の高騰により、CPIは今後も高止まりする見通し。このため、5月のFOMC以降での大幅利上げの可能性は十分に残されており、今回のFOMC通過だけで相場が本格的に持ち直すとは考えにくいです。
他方、ウクライナ情勢にも依然として変わらない状況です。
経済制裁が相次いでいることで、既に制裁に関するヘッドラインに対しては織り込みがかなり進んでいます。
また、ロシアとウクライナの外相会談は物別れに終わり失望感を誘ったものの、逆に混乱長期化というシナリオを相当織り込んだ。
このため、地政学リスクが株式市場に及ぼす影響は徐々に和らいでくると思われます。
今後は、経済制裁が景気や企業業績に及ぼす実質的な影響を見極めていく局面になります。
ただ、ロシア軍の首都キエフへの総攻撃の可能性が高まるなか、攻撃がさらにエスカレートする可能性もあり、短期的にはヘッドラインに反応する展開がもうしばらく続きそうです。
そのほか、ドル・円が1ドル=117円を突破し、資源価格の高騰と相まって国内インフレへの懸念も高まっている。週末にかけて日銀金融政策決定会合も注目されます。
今週の注目スケジュール
3月14日(月):中・マネーサプライ(15日までに)、欧・ユーロ圏財務相会合など
3月15日(火):中・鉱工業生産指数(2月)、中・小売売上高(2月)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(3月)、米・生産者物価コア指数(2月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(16日まで)など
3月16日(水):日・貿易収支(2月)、日・鉱工業生産(1月)、中・新築住宅価格(2月)、米・小売売上高(2月)、米・パウエルFRB議長の記者会見など
3月17日(木):日・コア機械受注(1月)、日銀政策委員会・金融政策決定会合(18日まで)、守谷輸送機工業が東証2部に新規上場、英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表、米・住宅着工件数(2月)、米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(3月)、米・鉱工業生産指数(2月)、欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演など
3月18日(金):日・消費者物価コア指数(2月)、日・黒田日銀総裁の会見、露・ロシア中央銀行が政策金利発表、米・中古住宅販売件数(2月)、米・景気先行指数(2月)など
3月20日(日):米・全米企業エコノミスト協会(NABE)経済政策会議(22日まで)
まとめ
残念なことに年初来安値を更新して「25,000円割れ」となってしまいました。
原油高・戦争の影響もありますが、早く終息してほしいです。
はやく経済回復してほしいです。
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