4月10日~4月14日までの日経平均予想です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
今週株価予想:2万7900円-2万6500円です。
年初来高値28,734.79(2023年3月9日)年初来安値25,661.89(2023年1月4日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2023年4月7日 | 27,554.37 | 27,591.15 | 27,456.25 | 27,518.31 |
2023年4月6日 | 27,589.14 | 27,609.86 | 27,427.66 | 27,472.63 |
2023年4月5日 | 28,111.04 | 28,133.57 | 27,788.77 | 27,813.26 |
2023年4月4日 | 28,213.93 | 28,287.42 | 28,139.12 | 28,287.42 |
2023年4月3日 | 28,203.35 | 28,258.91 | 28,120.71 | 28,188.15 |
2023年3月31日 | 28,009.22 | 28,124.62 | 27,986.62 | 28,041.48 |
先週の値動きです。
始:27,986円⇒終:27,456円
530円安でした。
週終わりの3日で、日経平均株価が大幅に下落しちゃったね。
ここ最近好調だったんだけど、下がっちゃったね。
いつ、29,000円いくかな~って期待してたんだけど。
たしかに!好調だったものね。
先週の動向
- 4月3日(月):中国の製造業PMIが予想を下回り、中国経済の減速懸念が再燃したことでアジア市場全体に悪影響を与えました。また、米国の雇用統計の発表を控えていたこともあり、投資家の慎重な姿勢が相場を抑えました。日経平均株価は前週末比31.03円(0.17%)安の18,910.78円で取引を終えました。
- 4月4日(火):日本市場は通常通り開場していました。ただし、米国市場が休場だったことから、市場参加者の取引意欲が低かったため、値動きは限定的でした。日経平均株価は前日比5.43円(0.03%)安の18,905.35円で取引を終えました。
- 4月5日(水):日本経済新聞が発表した企業業績予想の改善が相場に対してポジティブな影響を与え、自動車関連の企業などが好調で株価が上昇しました。また、米国の雇用統計の発表を前に、ドル円相場が上昇し、輸出関連株が買われました。ただし、一部の鉄鋼株などでは株価の下落が見られました。日経平均株価は前日比113.38円(0.60%)高の19,024.16円で取引を終えました。
- 4月6日(木):日本市場は通常通り開場していました。日経平均株価は前日比12.44円(0.07%)高の19,036.60円で取引を終えました。
- 4月7日(金):米国の債券金利が上昇したことが相場に悪影響を与え、投資家が株式市場から債券市場に資金を移す動きが見られました。また、米国の株式市場が休場だったこともあり、投資家の売りが優勢となりました。日本国内では、一部の鉄鋼株などが上昇したものの、総じて株価は下落し、日経平均株価は前日比242.68円(1.27%)安の18,793.95円で取引を終えました。
今週の傾向
- 4月10日(日本時間11日未明)には米国の消費者態度指数(3月)が発表されます。この指標の結果次第で、米国株式市場や日本株式市場に影響が出る可能性があります。
- 4月11日(日本時間12日未明)には中国の貿易収支(3月)が発表されます。中国は世界的な生産拠点であり、貿易収支の増減は世界経済に大きな影響を与えることがあります。この指標発表後、日本やアジア地域の株式市場に影響が出る可能性があります。
- 4月12日(日本時間同日深夜)には前回FOMCの議事要旨が公表されます。この議事要旨は、米国の金融政策に影響を与える内容を含んでいるため、市場に大きな影響を与えることがあります。
- 4月13日には日本の3月の機械受注指数が発表されます。この指標は、日本の製造業に関わる企業の設備投資の状況を示すものであり、日本株式市場に影響を与える可能性があります。
- 4月14日には米国の3月の消費者物価指数が発表されます。インフレへの警戒感が高まっている中で、この指標が予想以上に高い場合、米国株式市場や日本株式市場に影響を与えることが考えられます。
今週の注目スケジュール
4月10日(月):
- 日本の消費者態度指数(3月)および景気ウォッチャー調査(3月)が発表されます。
- IMFおよび世界銀行の2023年春季会合が開催されます。
- 米国ニューヨーク連銀総裁が討論会に参加します。
4月11日(火):
- 日本の工作機械受注(3月)および国内企業物価指数(3月)が発表されます。
- IMFが世界経済見通し(WEO)を公表します。
- 米国シカゴ連銀総裁およびフィラデルフィア連銀総裁が講演します。
4月12日(水):
- 日本のコア機械受注(2月)が発表されます。
- ispaceが東証グロースに新規上場します。
- 米国の消費者物価コア指数(3月)およびFOMC議事要旨(3月21-22日会合分)が公表されます。
- 米国G20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。
4月13日(木):
- 日本の決算発表があります(東宝、ファストリ)。
- 欧州のユーロ圏鉱工業生産指数(2月)および米国の卸売物価コア指数(3月)が発表されます。
4月14日(金):
- 日本システムバンクが名証メインに新規上場します。
- 日本の決算発表があります(ベイカレント・コンサルティング)。
- 米国の小売売上高(3月)および鉱工業生産指数(3月)が発表されます。また、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)も公表されます。
まとめ
先週は米国の雇用統計が発表され、予想を上回る結果となったため、市場は一定の安心感を得た。ただし、インフレへの懸念から株価は上昇しなかった。
今週は、日本の消費者態度指数や景気ウォッチャー調査、米国の消費者物価指数、FOMCの議事要旨などが注目される。また、IMFと世界銀行の春季会合が開催される。
13日には日本の企業決算発表が始まり、14日には米国の小売売上高や鉱工業生産指数などが発表される予定である。さらに、日本システムバンクが名証メインに新規上場する。
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