今週も、日経平均株価の推移をみていきましょう。
6月21日~6月25日までの日経平均予想です。
直近の値動き
年初来高値:30,714.52(2021年2月16日) 年初来安値:27,002.18(2021年1月6日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2021年6月18日 | 29,136.74 | 29,136.74 | 28,957.98 | 28,964.08 |
2021年6月17日 | 29,149.34 | 29,197.68 | 28,875.39 | 29,018.33 |
2021年6月16日 | 29,306.14 | 29,434.1 | 29,263.72 | 29,291.01 |
2021年6月15日 | 29,256.03 | 29,480.85 | 29,235.71 | 29,441.3 |
2021年6月14日 | 29,153.11 | 29,208.35 | 29,026.27 | 29,161.8 |
2021年6月11日 | 29,030.04 | 29,080.89 | 28,839.54 | 28,948.73 |
先週の値動きです。
始:29,149円⇒終:28,941円
16円高でした。
今週も値動きのない1週間でしたね!
3週続けてほとんど値動きがなかった~
3万円突破の予想が・・・
楽しみにしてたのに~
そうだね~私も楽しみにしてたんだけど、FOMCが終わって、米国相場が下落してるんだよ、先週の値動きで、相場が変わっちゃった感じかな。
FOMC (エフオーエムシー)
FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。日本では、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それに当たるものがFOMCです。
FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。
相場が変わっちゃったってことは、日経平均が危ないのかな?3万円突破まんでの助走はどこにいった~
そうだね、今週は日経平均は下落すると思う・・・
残念だけど。
え~3万突破期待してたのに・・・・
でもね、ここで下落しておいても復活すると思うから我慢の相場になるかな!
週末の米株式市場で、連銀総裁のタカ派発言が警戒感をもたらしました。
先物・オプションなどの清算日が重なるクアドラプル・ウィッチングの影響もあり相場は大幅に下落。米長期金利が1.43%と一段と低下し、ハイテク株も売られるという感じに。FOMC直後には債券市場でイールドカーブが景気後退を示すベアフラットニングが一時発生。
一転した週末の長期金利の低下は将来の景気後退を映したものではとの見方もあって、景気循環性の高い日本株への悪影響が懸念され、これが今週末の東京市場でのハイテク株の伸び悩みに繋がった感じです。
週末の米ハイテク株の下落については需給イベントに伴う影響が大きいと思われます。
FRBの政策はタカ派的とはいえまだ変更前。
時間をかけて行うことを考慮すれば超緩和的な状態が続く。景気もまだコロナからのV字回復の段階です。
サービス業での繰り越し需要の累積にと、製造業では供給不足の解消が見込めないほどの需要超過が継続。
V字回復の局面では初期のモメンタムが最も大きいが故に徐々に鈍化すし、水準としては高いものが続いています。
今週の注目スケジュール
6月21日(月):米・セントルイス連銀およびニューヨーク連銀総裁が講演、欧・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会に出席など
6月22日(火):全国百貨店売上高(5月)、ペイロール/ペルセウスプロテオミクス/デコルテ・ホールディングスが東証マザーズに新規上場、米・中古住宅販売件数(5月)、米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が下院特別小委員会で証言など
6月23日(水):日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(4月26、27日分)、ドリームベッドが東証2部に新規上場、アイ・パートナーズフィナンシャル/アイドマ・ホールディングスが東証マザーズに新規上場、米・新築住宅販売件数(5月)、日・欧・米・製造業/サービス業PMI(6月)など
6月24日(木):ベイシス/セレンディップ・ホールディングスが東証マザーズに新規上場、アルマード/HCSホールディングスが東証ジャスダックに新規上場、米・耐久財受注(5月)、米・FRBがストレステスト結果発表など
6月25日(金):日本電解/ステムセル研究所が東証マザーズに新規上場、東京都議選の告示、米・個人所得(5月)、米・個人消費支出(5月)、米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(5月)、米・ミシガン大学消費者マインド指数(6月)など
まとめ
来週株価予想:2万9500-2万8500円
今週は、我慢の1週間になると思います。
S&P500もNASDAQも下落しているので、日経平均も連動し月曜日には下落が予想できます。
どこまで耐えられるかが、今後につながっていると思います。
3万円突破がまた遠のいてしまいそうです。
我慢の相場ですね。
コメント