8/23週　日経平均予想

今週も、日経平均株価の推移をみていきましょう。

8月23日～8月27日までの日経平均予想です。

直近の値動き

年初来高値30,714.52（2021年2月16日）年初来安値26,954.81（2021年8月20日）

日付	始値	高値	安値	終値
2021年8月20日	27,238.45	27,316.79	26,954.81	27,013.25
2021年8月19日	27,398.58	27,504.80	27,255.58	27,281.17
2021年8月18日	27,418.08	27,671.57	27,347.77	27,585.91
2021年8月17日	27,666.94	27,750.39	27,424.47	27,424.47
2021年8月16日	27,806.11	27,833.21	27,427.38	27,523.19
2021年8月13日	28,038.96	28,070.00	27,949.33	27,977.15

先週の値動きです。

始： 27,977円⇒終： 27,013円

964円安でした。

26日から始まる米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に週初から様子見ムードが強まりそうです。

日経平均27000円割れの水準では中長期的な割安感が意識され、下値も限定的となりそうですね。

トヨタの減産報道は大きなショックをもたらしました。

同社は年間の生産計画は変更せず、業績予想も修正していないですが、短期的には大幅な減産が幅広い企業・産業に悪影響を及ぼすとみられています。

日本の製造業について今後の業績下押し懸念が台頭してくる。7-9月期の業績を確認するまでは日本株を積極的に買っていこうとする動きは手控えられるのではないでしょうか。

また、引き続き世界経済の減速懸念も景気敏感株の特性が強い日本株の重しとなる。

米中二大国の経済指標の下振れは以前から確認されていたが、今週は中国の7月鉱工業生産や小売売上高、米国では8月ニューヨーク連銀景気指数、7月小売売上高、7月住宅着工件数、8月フィラデルフィア連銀景気指数などが軒並み悪化し、市場予想も下振れた。

新型コロナ・デルタ株の感染拡大でエコノミストによる経済見通しの下方修正も散見されています。

米10年国債利回りも、早期の金融緩和縮小への思惑が高まり株式市場が崩れるなかでも1.2％台半ばでの低位圏での推移が続いています。

　

投資家は将来の利上げよりも、景気後退を警戒している可能性があります。

市場は9月FOMCでのテーパリング決定、年末までの開始を想定しているが、米連邦準備理事会（FRB）がテーパリングを開始する時期には、既に景気が後退局面に入っていることを恐れているのではないかと考えられます。

週末には緩和縮小に積極的だったダラス連銀のカプラン総裁が、デルタ株の感染が拡大した場合には方針を修正すると発言したことで、緩和縮小への警戒感が薄れたが、経済指標の下振れや米長期金利の低迷が続く限り、日本株の上値は重そうです。

今週の注目スケジュール

8月23日（月）：全国百貨店売上高(7月)、日・米・欧・製造業/サービス業PMI(8月)、米・中古住宅販売件数(7月)、など

8月24日（火）：東京パラリンピック開幕、タンゴヤが東証ジャスダックに新規上場、米・新築住宅販売件数(7月)、など

8月25日（水）：景気先行CI指数(6月)、独・IFO企業景況感指数(8月)、米・耐久財受注(7月)、国際ゲーム見本市「ゲームズコム」(27日まで)、など

8月26日（木）：米・GDP改定値(4-6月)、米・カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール、28日まで)、米・バイデン大統領がイスラエル大統領と会談、欧・欧州中央銀行(ECB)議事要旨(7月会合)、など

8月27日（金）：ジェイフロンティアが東証マザーズに新規上場、中・工業企業利益(7月)米・個人所得/消費支出(7月)、米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(7月)など

まとめ

今週株価予想：2万7800円－２万6800円

一時は、コロナワクチンの普及によって感染拡大は抑えられたと思われましたが、ここにきて感染拡大しています。観光株も一時は最近は下落しています。日本経済の復活を期待していです。

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