9/6週　日経平均予想

今週も、日経平均株価の推移をみていきましょう。

9月6日～9月10日までの日経平均予想です。

直近の値動き

年初来高値30,714.52（2021年2月16日）年初来安値26,954.81（2021年8月20日）

日付	始値	高値	安値	終値
2021年9月3日	28,626.48	29,149.65	28,607.87	29,128.11
2021年9月2日	28,522.46	28,626.20	28,412.91	28,543.51
2021年9月1日	28,179.04	28,457.67	28,179.04	28,451.02
2021年8月31日	27,690.77	28,158.95	27,602.21	28,089.54
2021年8月30日	27,867.60	27,921.55	27,656.63	27,789.29
2021年8月27日	27,581.24	27,670.66	27,481.23	27,641.14

先週の値動きです。

始： 27,641 円⇒終： 29,128 円

1,487円高でした。

今週の日経平均株価は、総裁選のニュースで大幅高でした。注目されていた米8月雇用統計では雇用者数は前月比23.5万人増と市場予想の72.5万人を大幅に下回りました。労働市場の回復懸念から景気敏感株が売られましたが、NYダウの下落は限定的でした。

ポジション調整の債券売りから米長期金利はむしろ上昇し、依然低水準でハイテク株人気は根強く、ナスダック総合指数は過去最高値を更新でした。

米雇用統計の結果は想定外でしたが、米株市場の反応は薄く、相場の基調に変化はないようです。

日本では首相交代の影響で株価急伸中。この流れに変化はなさそうですね。今週1週間だけで日経平均は1500円近くも上昇し、短期的な過熱感は否めないですが、週末の先物・オプション取引に係る特別清算指数算出（メジャーSQ）に向け売り方の買い戻しが進めば一段高もありそうです。

日本株の上値を抑えてきた各種要因も解消されてきました。

大きな要因として、新型コロナウイルスの感染動向、政局不透明感、景気減速懸念などが挙げられます。

コロナ感染動向については、依然として水準は高いですが、東京都の新規感染者数に明確な鈍化が見られています。8月第3週の5000人台、第4週の4000人台の推移と比べ、8月末から9月上旬にかけては3000人前後での推移で、8月30日には一時2000人を下回りました。前週比減少傾向が続いていますので、ピークアウト感が見られてきています。

政局不透明感については、10月21日の衆院議員任期満了が近づいていますが、「解散・総選挙に向けては買い」という株高アノマリーの存在が大きいです。

過去の例から、衆院解散日から投票日にかけては日経平均が上昇するというパターンが多く観測されている。また、今回のように与党の支持率が大きく低下している際には、求心力回復のために大胆な経済対策が打たれるのではとの期待が高ま傾向です。

今週の注目スケジュール

9月6日（月）：米・株式市場は祝日のため休場(レーバーデー)、米・失業保険の上乗せ給付期限切れなど
9月7日（火）：家計支出(7月)、景気動向指数(7月)、独・ZEW期待指数(9月)、中・貿易収支(8月)など
9月8日（水）：GDP改定値(4-6月)、景気ウォッチャー調査(8月)、貿易収支(7月)、米・JOLT求人件数(7月)、米・ニューヨーク連銀総裁が講演、米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表など
9月9日（木）：工作機械受注(8月)、東京オフィス空室率(8月)、中・消費者物価指数(8月)、中・生産者物価指数(8月)、欧州定例理事会など
9月10日（金）：米・生産者物価コア指数(8月)、米・卸売在庫(7月)など
9月11日（土）：米・同時多発テロから20年
9月12日（日）：東京など21都道府県に発令中の緊急事態宣言の期限

まとめ

今週株価予想：3万0000円－２万8700円

コロナの感染業況も連日、前の週より減少傾向にあります。

観光株が上がってきてますので下記も参考にしてください。

今、仕込みにいいかもしれません。

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2021.06.04

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