「QQQとはどんな銘柄?」でしょうか?
ちょっと前まででよく聞いてたね。
急上昇していたから話題になってたのかな~
今回は、そんなQQQについてみていきましょう!
QQQの概要
QQQの正式名称は「インベスコQQQトラスト・シリーズ1」
QQQとは、ナスダックに上場している時価総額上位の中から金融セクターを除く100社で構成された「ナスダック100指数」に連動した投資成果を目指す米国ETFです。
コンピューター、通信、小売り、卸売り、貿易、バイオテクノロジーなどの主要企業で
構成されています。
特にGAFAMなどのハイテク株の割合が高いことが特徴です。
上位構成銘柄
アップル、マイクロソフト、アマゾンなど世界的なIT企業が上位を占めています。S&P500指数に連動するVOOも上位1~3位は同じ銘柄ですが、シェアは1位のアップルでも6%未満であるのに対し、QQQでは10%超と開きがあります。
上位10銘柄のシェアが50%超(VOOは約27%)と大きく、高成長のIT企業の比重が
より高くなっていることが、高いパフォーマンスの要因です
セクター別
情報技術(IT)、通信、一般消費財の上位3セクターで80%以上を占めています。
QQQとVOOとの比較
ここでは、「運用コスト」「分配金(分配利回り)」「純資産額」「基準価格」について比較します。
項目 | QQQ | VOO |
運用コスト (経費率) | 0.20% | 0.03% |
分配利回り | 0.52% | 1.51% |
純資産額 (百万米ドル) | 160,752 | 225,707 |
基準価格 (最低購入額) | 333.37 | 386.39 |
分配金実績・配当利回り
直近の配当利回りは約0.5%であり、株価上昇の影響により利回りは低下傾向にあります。
分配金の金額は増加傾向ですが、バンガード社のVOOやVTIなどと比べると配当利回りの面では見劣りしてしまいます。
QQQは分配金よりも、キャピタルゲイン狙いの投資家に向いている銘柄といえます。
チャート(騰落率)の比較
続いて、実際のチャートで騰落率(成長率)を比較してみます。
まずは過去20年間の推移になります。(2001年〜2021年)
続いて、過去5年間の比較。(2016年〜2021年)
いずれの期間(過去5年間、20年間)の比較においても、騰落率の順位は、QQQが優れた結果となりました。
しかし注意しておきたいのが、2001年頃のITバブル時の暴落率です。ITバブルはそのとき時価総額の高かった銘柄(IT企業)がメインで暴落したため、NASDAQ100指数の方がダメージが大きく、グラフを見ても、S&P500に比べ大きく下落していることが分かります。
現在はバブル相場と言われていますが、今後同様の下落が生じた場合、VOOに比べてQQQの方が大きく下落する可能性も十分にあり得ます。
まとめ
QQQの勢いすごいですね。
VOOを上回っています。
個人的には、QQQもVOOも最近元気のない「テスラ」株の影響で伸び悩んでるような気がします。
イーロンマスクのビットコインに関してのツイートが影響していると思いますが・・・
皆さんはどちらに投資してますか?
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