移動平均線ってよく聞きますが、なんだかよくわからないって人も多いのではないでしょうか。
簡単に移動平均線を見ていきましょう。
ところで、移動平均線ってよく聞くけど結局何なの?
5日移動平均線とか、20日移動平均線とか聞くよね。
短期と長期とか。
あと、ゴールデンクロスとかってどんなだろう。
クロスした時は、株価が上がりやすいのかな?
それじゃー移動平均線についてみていこう。
移動平均線って?
株式相場・外国為替相場・金相場など様々な金融商品の動きを一つの流れとして捉えることができる、もっともポピュラーなテクニカル分析の手法の1つです。
移動平均線は、一定期間の平均価格を日々計算して出した「答え」を線でつないだものです。
「5日移動平均線」であれば、過去5日間の終値を足して5で割った数値が、5日目の平均値になります。
「過去5日間の終値を足して5で割った数値 」ってのがポイントですね!
グラフが右肩上がりなら株価が上昇基調、右肩下がりなら下降基調というように、グラフの傾きによって株価の方向性である“トレンド”をつかむことができます。
短期のトレンドを見るには20(短期移動平均線)、長期を見るなら26週(長期移動平均線)などと使い分けますが、株価チャートでは一般的に短期線と長期線の2本を組み合わせて利用します。
ゴールデンクロスとデットクロス
ゴールデンクロスとデットクロス についてみていきましょう
ゴールデンクロス
⇒短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ突き抜けること。
直近の価格傾向が上向きに転じたとみられるため、買いサインになります。
デッドクロス
⇒短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ突き抜けること。
直近の価格傾向が下向きに転じたとみられるため、売りサインになります。
一般的な移動平均線の日数は日足だと5日・25日・75日・100日・200日
週足だと9週・13週・26週・52週
月足だと6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・60ヶ月
実際に使われることが多いのは25日・75日などですね。
MACD
指数で人気なMACD(マックディー)についても見ていきましょう。
MACD(通称マックディー)は、移動平均の発展版で、更に売買シグナルにおいて精度を高くした、トレンド分析の中でも人気のある指標の一つです。「移動平均収束拡散」又は「移動平均収束乖離」などとも呼ばれています。
トレンド形成時に威力を発揮するため、逆にボックス相場に弱いのが特徴です。
主にMACDとMACDシグナルという2本のラインの交差を売買のタイミングとして用いられることが多く、初心者の方でもシグナルの発見が容易です。
活用法
売買ポイント①
図表の買①及び、売①箇所。MACDとMACDシグナルのゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り。
売買ポイント②
図表の買②及び、売②箇所。ゴールデンクロス後、MACDが0ラインを超えた 時点で本格上昇とし追随買い。デッドクロス後、MACDが0ラインを下回れば本格下落し追随売り。
計算式
MACD=短期EMA-長期EMA
MACDシグナル=MACDのEMA
※MACDに用いられる移動平均は「単純移動平均(SMA)」ではなく、「指数平滑移動平均(EMA)」を使います。EMAは直近の値動きをより反映するため、SMAと比較して値動きに敏感に反応すると考えらます。
ポイント
パラメータ値は、短期EMAが12、長期EMAが26、MACDシグナルが9に設定する場合が多いです。
※ただし、銘柄ごとやマーケット状況に応じてパラメータ値の変更が必要になります。
まとめ
移動平均線とMACDについてみてきました。
なかなか、チャートでの株価予想は難しいと思いますが、中にはそれば得意な方もいると思います。
私ももう少し勉強してから、チャートで判断しての投資をしたいと思ってます。
一緒に勉強しましょう。
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