オリックス(株)（8591）の決算発表がありました。
税引き前利益は前の期比75.6％増の5048億円に拡大し過去最高益になりました。
でも同時に人気の株主優待も廃止決定しました。
オリックスが決算発表したけど、株主優待廃止の発表があってがっかり・・・
個人投資家の中では、株主優待目当ての人も多いと思うよね。
でも、過去最高益を達成して、配当金も増配はうれしいニュースなんだよね。
過去最高益のうれしいニュースと、優待廃止の残念なニュースだね。
企業情報
東証PRM上場でその他金融業に分類されています。
時価総額：2,885,858百万円
株価：2,293.5円
1株配当：85.6円
配当利回り：3.73%
1株配当は、決算発表後の金額です！
オリックスの19年3月期、純利益3%増 5期連続で最高益
7日発表した2019年3月期の連結決算（米国会計基準）は、純利益が前の期比3%増の3237億円だった。5期連続で過去最高を更新した。出資先の中国複合企業、海航集団（HNAグループ）傘下の航空機リース大手のアボロン・ホールディングスの収益が寄与したほか、不動産売却益も増加した。大京をTOB（株式公開買い付け）により完全子会社化したことに伴う税効果も純利益を押し上げた。
売上高にあたる営業収益は15%減の2兆4348億円だった。金を中心とする貴金属地金などを売買するプライベートエクイティ投資先において、買い取り、販売ともに大幅に減少した。
20年3月期の業績予想は開示していない。主要な6事業の資産合計は9兆9977億円と10兆円に近づいており、これまでの積極投資が「今期以降の利益貢献に期待できる」（谷口祥司・常務執行役）とみているという。
日経QUICKニュース
株主優待制度を廃止
株主の皆さまに株主優待を通じて、オリックスグループの多角化した事業内容に
対する理解を深めていただくことを目的に、2010年より「株主カード」のご提示による当
社グループが展開するサービスの割引優待制度を開始し、2015 年よりカタログギフト方式
の「ふるさと優待」を実施してまいりました。
また、株主優待の拡充に加え、安定的かつ継続的な配当と機動的な自己株式取得など、株
主還元策を総合的に展開してまいりました。
この度、中期的な方向性を設定し、さらなる事業成長に努めるとともに、株主の皆さまへ
のより公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を重ねました結果、株主優待制
度については廃止し、今後は配当等による利益還元に集約することといたしました。
今後も、資本の効率的な活用と持続的な企業価値の向上に努めてまいりますので、何卒ご
理解賜わりますようお願い申し上げます。2024年3月31日時点の当社株主名簿に記載のある株主さまへのお届けをもちまして「ふる
オリックスHPより
さと優待」による株主優待を廃止させていただきます。
優待の廃止は残念だけど、2024年までは継続してくれるのはありがたいですね。
JTの株主優待廃止も、ひろぎんの優待改悪もあり、株主優待は今後なくなっていく方向性なのかな。
自己株式取得
（1）取得する株式の種類 当社普通株式
（2）取得する株式の総数 4,000 万株を上限とする
（発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合約 3.3％）
（3）株式の取得額の総額 500 億円を上限とする
（4）取得期間 2022 年 5 月 18 日～2023 年 3 月 31 日
（5）取得方法 自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付
＜ご参考＞
１．自己株式消却の方針
当社では、2019 年 10 月 28 日開催の取締役会において、保有する自己株式の総数の上限を、
発行済株式総数の 5％程度を目安とし、それを超える数の株式は、原則として消却することを方
針とする旨決議しました。上記自己株式取得の完了後、当該方針に照らし、消却する株式の数は
改めてお知らせします。
２．2022 年 3 月 31 日時点の自己株式の保有
発行済株式総数（自己株式を除く） 1,195,363,060 株
自己株式数 62,914,027 株
(注) 役員報酬 BIP 信託（役員報酬のうち、将来支給する株式報酬に充当するもの）として保有する当社株式
1,963,282 株は上記の自己株式数に含めておりません。
オリックスHPより
まとめ
個人投資家が多いオリックスですが、株主優待の廃止を発表しました。
でも、業績はよく配当金も増配決定し、2023年も同額としています。
自社株買いもあり、株主に対する姿勢としては高評価だはないでしょうか。
今後の株価も気になるとことですね。
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