日銀点検で銀行株高騰予想!

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3月18日に、金融政策決定会合の初日の討議を実施しました。

経済や物価の情勢を検証して、新型コロナウイルスの影響で本格的な景気の回復には時間がかかると認識を共有しました。大規模な金融緩和を長期間続けるため、政策の効果や課題を点検し、結果を公表、緩和の修正策を示しました。

今回の日銀点検でどうなるのか解説していきます。

ETF 買い入れ方法の見直し

日銀は、金融緩和策の一環として、複数の株式をまとめて作るETFの買い入れを行っています。

購入のねらいについて「リスクプレミアムに働きかける」、つまり、株価下落の圧力を生む市場参加者の心理悪化を和らげるためだ、としています。

日銀は、大規模な金融緩和策の一環として、ETFを年間12兆円を上限に買い入れています。

ETFの買い入れについては、年間およそ12兆円の「上限」は残す一方、年間およそ6兆円の「原則的な方針」をなくすとともに、買い入れは市場全体の値動きを示すとされる東証株価指数=トピックスに連動するものに限るとしました。

これまでは、東証1部に上場している2000以上の銘柄すべての
時価総額をもとに算出される「東証株価指数」のほか、上場している中で、代表的な225の銘柄の株価をもとに算出される「日経平均株価」などに連動して運用されているETFも買い入れていました。

しかし、日銀が保有するETFの時価総額は、東証1部に上場する企業の株式全体のおよそ7%に上り、間接的に保有する銘柄が一部に偏って、市場での価格形成をゆがめているなどという指摘も出ていました。

こうしたことを踏まえ、日銀は今回の点検で、市場全体の動きをより広く反映させるようにするため、トピックスに連動するものだけを買い入れることにしました。

上記のことにより、TOPIXの値動きに注目です

ETFの買い入れ対象はTOPIX連動型のみとなり、3月19日の日経平均は下落、TOPIXは上昇。

 

長期金利 「プラスマイナス0.25%程度」の変動を容認

ゼロ%程度としている長期金利の変動幅は、プラスマイナス0.25%程度とすることを明確にしました。

の変動幅を超える金利の大幅な上昇を抑えることを目的にして、国債を指定した利回りで無制限に買い入れる「指値オペ」と呼ばれる措置を強化し、一定の期間にわたって連続して買い入れを行えるようにする制度を導入しました。

日銀は、これまで長期金利が上昇した局面では「指値オペ」を行ってきましたが、この措置を強化することで長期金利が低い水準で安定することが重要だという姿勢を示すねらいがあります。

銀行株高騰の予想!

将来のマイナス金利の深掘りを可能にするため、「貸出促進付利制度」を創設することが明らかになりました。これは、マイナス金利政策のもと、貸出を増やした金融機関に付利する制度で、マイナス金利の収益への影響を和らげることを目的とするものです。

もう一つは、長期金利の変動幅を「±0.25%程度」と明確化すると同時に、大幅な金利上昇を抑制するため「連続指値オペ制度」の導入が決まりました

上記のことより、銀行は預金を高い金利で貸、利ザヤを抜きますが、金利上昇により銀行の利益が増えるということです。

ですので、銀行株の高騰が期待でします。

yahooファイナンスより

上記は三井住友ファイナンシャルグループの直近チャートです。

いい右肩上がりのチャートを示しております。

これから、銀行株は秋から年末にかけて上昇すると予想できます。

 

ETFの運営変更は、ネガティブなものではない

ETFの買い入れ比率は、大まかにTOPIX連動型が8割強、日経平均株価連動型が1割程度と推測されます。

日経平均は価格水準の高い「値がさ株」の押し上げ要因と指摘され、そのため、今回の日銀の対応を受け、市場では値がさ株の需給が悪化するとの見方が強まり、最近もファーストリテイリング、東京エレクトロン、ファナック、ダイキン工業などの下げが目立っています。

日経平均株価に連動するETFの買い入れ廃止は、値がさ株押し上げの「歪み」を修正することにつながり、また、前述の値がさ株は、TOPIX連動型を通じて買われるので、過度な需給悪化懸念は不要とおもいます。

しばらくは日経平均株価のパフォーマンスがTOPIX対比で見劣りし、NT倍率の低下傾向が続く可能性はありますが、今回のETF買い入れの運営変更は、日本株全体にとってネガティブなものではないと考えます。

 

まとめ

日銀点検により日銀のETF購入が、日経平均連動型から、TOPIX連動にシフトしたこと!

長期金利の上昇を容認することにより、金利が上昇。利ザヤが増えることにより銀行の利益が増え銀行株の上昇に期待が持てる。

今の上昇トレンドとしておすすめは

・TOPIX連動ETFの購入

・銀行株への投資

かと思います。

私も、上記2点を購入しました。

中期投資の予定のため、秋ごろに売却を検討します。

※投資は自己判断でお願いします。

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