お子さまの教育資金を貯めるためにジュニアNISAと学資保険のどちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ジュニアNISA始めないと損します!
子供の大学資金ってどのくらいかかるか不安だよね。
私立文系で730万くらいかかるんだって。
大学資金をためるのも大変だよね。
学資保険とかジュニアNISAどちらで貯蓄すればいいか迷ってる人も多いんじゃないかな。
ジュニアNISAの制度って廃止になるんでしょ?
そうそう、人気ないので廃止になったんだけど、廃止になって人気が出てきたんだよ。
廃止になって人気が出たって、どういうこと?
今回は、そんなジュニアNISAについて解説するね。
ジュニアNISAと学資保険の違い
ジュニアNISAは「高い収益性が期待できる」というのが、最も大きな特徴です。
ジュニアNISAは、専用の口座を開設し、投資信託などの運用商品に投資します。そして、その口座による投資の収益が最長5年間非課税になる制度です。そのため、うまく投資先を選び利益を出すことができれば、大きく資金を増やすことも期待できます。
未成年者、0~20歳未満の方に向け非課税口座です。(2022年4月から18歳が成年になります)一般NISAと同じように、運用益や配当、分配金は非課税となります。
ただ、当然ながら投資で損失を生む場合もあります。
学資保険の特徴はジュニアNISAと比較して「安全性が高い」という点です。一般的に学資保険は、毎月一定の保険料を支払うことで、契約時に決めたタイミングや満期時に、設定した金額が受けとれる保険です。そのため、基本的には支払った保険料以上の金額が受取れるように設定されています。
ジュニアNISA | 学資保険 | |
---|---|---|
収益性 | 高い | 低い |
安全性 | 低い | 高い |
メリット | ・投資による収益などが 最長5年間非課税 | ・契約者死亡時の払込免除など 様々な保障の付与 ・保険料が一般生命保険料控除の対象 |
デメリット | ・金融機関の変更ができない。 元本割れの可能性がある。 | ・途中解約の場合、 元本割れの可能性がある。 |
ソニー生命では、22年後の満期で返戻率105.5%で、他の生命保険にはない高さです。
シミュレーションでは1,894,560円の払込で受取総額は2,000,000円になります。収益は105,440円です。
ジュニアNISAは2023年末で廃止される
ジュニアNISAですが、他のNISAに比べて圧倒的に口座数が少なかったため、廃止が決定しています。
一番のデメリットは18歳になるまで払い出し制限があることでしたが廃止により、その払い出し制限がなくなります。
他のNISAは必要な時には引き出せたのに、18歳まで引き出せないは、いざって時に不安になりますね。
廃止決定のため、新規で投資できるのは2023年末までです。
それ以降はジュニアNISA口座に投資することはできません。ですので2021年~23年の3年間、最大240万円が投資の上限です。
人気がなかった制度が廃止になったため、2024年以降はジュニアNISA口座の資産を自由に引き出せることになりました!
不人気のNISA制度が、廃止により人気NISAになったってことですね。
今年から、最大で240万の投資が非課税になるのはうれしいですね。
仮に、5%で運用したとすると、240万が15年で500万になります。
複利の力ですね。
私立文系の730万には足りないですが、国立大学の足しにはなるのではないでしょうか!
学費の高騰リスク
日本の教育費は年々高騰しています。
学習塾費用や大学費用も高騰。銀行の金利は低いのに学費は上がり続けるという状態です。
銀行預金では、まったくインフレ対応できていません。ソニー生命の例を上げましたが、22年で105%
は、学資保険としては高利回りですが、それでも学費高騰には不安ですね。
まとめ
学資保険とジュニアNISAについて簡単に説明してきました。
利回りを考量し、学資保険よりジュニアNISAがお勧めです。
年額80万ですが、満額積み立てる必要もありません。できる金額で投資できれば運用益は非課税です。
お勧め投資先は、S&P500連動の投資信託かETFです。
ETFに関してはこちらの記事を参考にしてください。
効率的な資産運用をして、将来に備えましょう。
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