ビットコインがすごいことになっています。
テスラが仮想通貨を爆買いしたことにより、ビットコイン価格は高騰。S&P500を持っていると仮想通貨を間接的に保有することになってしまいました。
インデックス投資家は仮想通貨にどう向き合っていくのが良いのかもくじ
1.テスラビットコインを$15億相当購入
$15億相当購入って、一般人からするとすごい金額をビットコインに入れましたね。
今回のテスラ大量購入で一気に伸ばし、過去最高値となる約5,000,000円を付けました。
インデックス投資で「S&P500」や「全世界株式」を購入している方はテスラも構成銘柄に入るので間接的にビットコインを保有していることになりますね。機関投資家の参入で依然のような暴落はないのかもしれませんが、ここまで価格が上がると怖いという気持ちも分かるので現物を無理に買わずにインデックス投資を続ける方針でもよいのかなぁと思っています。
2.S&P500とテスラと仮想通貨
昨年末、S&P500にテスラが採用されましたね。
先日、テスラは仮想通貨を大量に購入したニュースが流れました。
これはつまり、S&P500に長期投資をするという堅実な投資を行っている人たちが間接的に仮想通貨を保有するようになったことを意味しています。
テスラは昨今の投機的とも言える爆上げをした上でS&P500に算入されたので、S&P500の投資家はテスラの高値を掴まされた形になっています。そして今度は仮想通貨までも。
インデックス投資派の人であれば、昨今のような投機的相場に対して複雑な思いを抱えてることだと思います。
3.暗号資産(仮想通貨)とは
暗号資産(仮想通貨)とは、主にインターネット上で流通させることを前提とした、国や政府を管理主体に持たない、電子的な方法により記録されている財産的価値です。その多くは後述するブロックチェーンという技術をベースに作られています。
4.ビットコイン(BTC)の歴史と始まり
暗号資産(仮想通貨)の歴史について考える際、ビットコイン(BTC)は欠かすことのできない重要な存在です。それは、あらゆる暗号資産(仮想通貨)のなかで最初に作られたのが、ビットコイン(BTC)であるからです。
サトシ・ナカモト
ビットコイン(BTC)は、サトシ・ナカモトと名乗る人物によってネット上に公開された論文から始まりました。論文のタイトルは「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」で、ビットコイン(BTC)というこれまでにない新しい財産的価値を提唱するものでした。
もっとも、この論文が発表されたのはネット上の匿名空間です。そのため、サトシ・ナカモトを名乗る人物が何者なのか、どこの国籍の人物なのかなどの情報は、2019年12月現在も明らかにはなっていません。
しかし、ビットコイン(BTC)という新たな財産的価値のあり方を提示したこの論文は当時、各方面で反響を呼びました。
5.ビットコイン(BTC)の仕組みと特徴
サトシ・ナカモトの論文で注目すべき点は、その台帳管理の仕組みにあります。ここではビットコイン(BTC)の仕組みで重要となるブロックチェーンと分散型台帳についてみていきましょう。
6.ブロックチェーン
ブロックチェーンは、上記の分散型台帳の代表的な例のひとつです。
ブロックチェーンの場合、取引記録の塊であるブロックチェーンそのものを分散させ、お互いにチェックすることでデータの整合性を担保しています。そのため中央集権的に管理する必要がなくなっています。
7.マイニング
ブロックチェーンを語る上で欠かせないのがマイニングです。
マイニングは簡単にいうと、計算処理によって取引を承認し記録させることをいいます。ビットコイン(BTC)の場合、その計算処理の報酬としてビットコイン(BTC)を手に入れることができるため「マイニング=暗号資産(仮想通貨)がもらえる」という認識の方も多いかもしれません。
マイニングを実施するには膨大な計算処理を行う必要があるため、専用のサーバー等の機器が必要になります。
8.インデックス投資の未来
仮想通貨の未来がどうなるかはさておき、インデックス投資をしていると良くも悪くも時価総額加重平均で株式を保有することになります。
テスラの時価総額は確かに高いですし、組入比率はGAFAMに次いで6位ですが、組入比率は2%に届かない程度です。
(少なくとも現段階では)S&P500を通じた仮想通貨の保有量は微々たるものと言えるでしょう。
※未来は誰にも分かりません。投資は自己責任になりますので無理のない範囲内で行いましょう。
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