ポンジスキームという詐欺手法で芸能人も多くの投資被害にあっています。
昔からある詐欺手口ですがなくなりません。
ポンジスキームの手口を理解して自分の資産を守りましょう
ポンジスキームって詐欺の手口なんでしょう⁉
詐欺に騙されないためにも、ポンジスキームってどんなものか勉強しておいた方がいいよね⁉
1900年代から詐欺の手法で、100年以上このポンジスキームで騙される人が多いんだよね。
基本的なところは同じで、中身は現代風にアレンジされたりしていて巧妙なんだよね!
芸能人でも投資詐欺に合っている人多いものね!ニュースでもよく見るしね。
自分の資産を守るためにも、詐欺の手口は知っておいた方がいいね。
今回は、ポンジスキームの手口についてみていこう。
詐欺に騙されないようにね
ポンジスキームの概要
名称は詐欺師チャールズ・ポンジ(Charles Ponzi)の名に由来します。
チャールズ・ポンジ(Charles Ponzi, 1882年3月3日 – 1949年1月18日)は、1910年代から1920年代にかけてアメリカ合衆国で活動したビジネスマン、詐欺師。不特定多数に出資を求める詐欺(ネズミ講を含む)の総称であるポンジ・スキームという言葉の由来として名を残す。
Wikipedia
チャールズ・ポンジ さん!
実在した人物なのですね!
「あなたのお金を運用して増やし、増えた分を(「配当」などとして)あなたに支払う」などと謳って、お金を集めるます。
しかし、そのお金はほとんど運用されず、以前からの出資者に「配当」として渡すことで、さもまともな資金運用をしているかのように装います。
詐欺師が巧みならば、しばらくの間は出資者が増え続けて体面を保てる場合もあるが、システム全体では利益を生んでおらず負債が増え続け、最後には配当金が工面できなくなり破綻します。
後から参加した出資者ほど損害は大きくなり、終盤の出資者(人数としては割合が多い)は配当を殆ど得られず、最後の出資者に至っては配当を全く得られないです。
日本では「出資金詐欺」という、投資詐欺の一種に分類されるます。
また、日本語では、「ネズミ講」(あるいは「無限連鎖講」)などと訳されること(訳されてしまうこと)が多いが、実際にはこのポンジ・スキームはネズミ講に特徴的な階層的なシステムに依らない単純な手口を含むため、実態と和訳とが乖離してしまう例もあります。
名の由来となったチャールズ・ポンジの手法も、出資者から得た資金を配当に回す自転車操業的なシステムでした。
株でいうと「たこ足配当でしょうか」
タコ足配当とは、企業が原資となる十分な利益がないにもかかわらず、過分な配当金を出すことをいいます。 見た目には配当金が高いため魅力的に感じられますが、実際は資産を売却したり、積み立て金を取り崩したりして配当金に回しているだけで、業績や財務状況に難点がある可能性があります。
ポンジスキームの見分け方
ポンジスキームにはいくつかの共通点があります。
・高配当や高利回り
・元本保証(保証はされませんが、募集時には保証といわれます)
・解約や出金できない
①高配当や高利回り
年利10%以上や月利数%をうたうものがほとんど。
仮に月利5%なら300万円出資すれば毎月15万円の配当が得られるという。
年利換算すると60%になり年間180万円の配当になります。
配当を再投資すれば、わずか1.2年で元本が2倍になります。
こんなうまい話はありません・・・
投資知識として
・投資の神様といわれる、ウォーレン・バフェットさんが過去50年の平均リターンが約20%
・世界経済の成長率は長期的に見て3〜4%程度
・世界経済に投資するファンドで年利3〜7%程度を目標にするのが普通
もちろん相場が良いときに年率10%を超えることや、株式や暗号資産やFXで短期売買して瞬間的に大儲けすることも可能です。
長期的に年利10%のリターンを継続することは簡単なことではないですね。
②元本保証
「元本は安全」ということもあるようです。
ローリスク・ハイリターンということになります。
ローリスクといえば預金や債券です。
これらは先進国では超低金利です。
投資の基本的な考え方は「リスクを取るからリターンを得られる」です。
ローリスク・ハイリターンなら世界中のお金がそこに集まります。
私の知る限り、一般人にローリスク・ハイリターンな金融商品の話が来ることはありえないと考えます。
③ 解約や出金できない
出資したお金は一定期間は引き出せないと言われます。
その部分は安全を繰り返し強調してきます。
定期預金のような表現をしたり、配当がさがる、解約手数料がかかるなどと言ってくるかもしれません。
他にも、無登録で金融商品取引業をしていたり、外国で運用しているとか、暗号通貨で運用しているというものもあるようです。
代表的詐欺(豊田商事事件)
豊田商事事件とは、被害額が2000億円、被害者は3万人にも上る詐欺事件です。
豊田商事が組織的に行った詐欺なので「豊田商事事件」と呼ばれています。
豊田商事が行ったのは、高齢者や母子家庭をターゲットにして架空の純金を購入させ、豊田商事が預かる代わりに「純金ファミリー契約証券」という紙切れを渡し、利息を払うことを約束します。
純金の代金から前払いの利息を差し引いたお金はすべて豊田商事のものになるという手口です。
「純金ファミリー証券」を渡して安心させるという手口から「ペーパー商法」とも呼ばれています。
豊田商事のテレビCMには芸能人が多数起用されており、世間は急成長している会社だと感じ信用されていたことや、ドルショックにより金の運用が注目されていたことを利用して多くの人を騙した事件です。
まとめ
昔からの手口であるポンジスキームを紹介してきました。
最近では振り込め詐欺や、コロナ関連の詐欺も増えています。
「自分は大丈夫」という方がほとんどです。詐欺案件は、大型から小型のものまで、あなたの資産に応じた規模の投資詐欺の話が来るものです。
富裕層でも詐欺に合う人は少なくありません。
少しでも知識を付け、資産防衛していきましょう。
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