1月17日~1月21日までの日経平均予想です。
今週株価予想:2万6000円-2万8500円です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
直近の値動き
年初来高値30,795.78(2021年9月14日)年初来安値26,954.81(2021年8月20日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2022年1月21日 | 27,404.36 | 27,586.42 | 27,129.61 | 27,522.26 |
2022年1月20日 | 27,401.43 | 27,882.53 | 27,217.59 | 27,772.93 |
2022年1月19日 | 27,928.89 | 27,958.17 | 27,314.41 | 27,467.23 |
2022年1月18日 | 28,451.34 | 28,690.34 | 28,129.66 | 28,257.25 |
2022年1月17日 | 28,332.72 | 28,449.99 | 28,274.18 | 28,333.52 |
2022年1月14日 | 28,246.99 | 28,252.96 | 27,889.21 | 28,124.28 |
先週の値動きです。
始: 28,124 円⇒終: 27,522 円
-620円安でした。
これで3週連続の下げになっちゃったよ。
世界的に株価が下がっているね。インフレ懸念があるから株が下がってるのだと思うよ。
なんでインフレ懸念がると株価が下がるの??
原油価格が上がってるねど、インフレ下では、中央銀行は株安対応よりインフレ抑制を優先せざるを得ないんだよ。
今週の注目記事
先週の動向と今週の傾向
米連邦準備制度理事会(FRB)の急激なタカ派シフトに戸惑う投資家が多いなか、ハイテク・グロース(成長)株を中心に日米ともに株式市場の下落基調が強まっています。
金融引き締めが景気減速を招くとの見方から、相対的に堅調だった景気敏感株にも売りが広がってきています。
信用買い残が依然として記録的な高水準にある日本だけでなく、米国でもマージン・デット(証拠金債務)は記録的な高水準です。
年始から相場が連日で大きく下落していて、個人を中心に投資家の含み損益は相当に悪化していると思われます。
1月5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(昨年12月開催分)の公表以降、FRB高官らの相次ぐタカ派発言に加えて、今週は有識者らから3月時利上げ幅は0.25%でなく0.5%、利上げは年8回など、金融引き締めを巡ってかなりのタカ派想定の発言が連日で飛び出した。
これだけの材料が出れば、相場にもかなり織り込まれたと思いたいですが、前例のないコロナショック下での緩和策に対し、出口戦略も当然前例がないため、事前の織り込みがどの程度進んでいるかは想定しにくいです。
相場の下落ピッチが速いため、投資家の含み損益悪化を通じた資金の逆回転に歯止めがかかりにくい。そのなか需給要因が相場変動に与える影響も大きく、FOMCの結果公表まで相場の動きには警戒が必要です。
米長期金利が週末にかけて1.76%へと大きく低下してきたことは1つの安心材料です。
今後、日米ともに企業の決算発表が徐々に本格化してくる。日本では来週、日本電産<6594>、ファナック<6954>、信越化学工業<4063>、アドバンテスト<6857>など注目度の高い企業決算が多い。FOMC前後とあって決算内容に対する反応が読みにくいが、年始からすでに株価が大きく下落しているため、FOMCを無難に通過すれば好決算は素直に買いにつながりそうだ。
そのほか、バリュー(割安)株の買いの勢いが落ち着いてきています。FOMC通過と同時に決算シーズンを迎えるため、FOMCの結果内容次第では物色に変化が出てくる可能性があります。ポジティブなシナリオとしてFOMCの無難通過を想定する場合、決算において、株価が大きく上げていた景気敏感・バリューの好決算は利益確定売りにつながりやすく、大きく売り込まれていたハイテク・グロースの好決算は見直しにつながりやすいと思われます。
今週の注目スケジュール
1月24日(月):日・米・欧・独・英・製造業/サービス業PMI(1月)、米・決算発表→IBMなど
フィスコ
1月25日(火):日・全国百貨店売上高(12月)、日・決算発表→オービック、ディスコ、米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(11月)、米・消費者信頼感指数(1月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(26日まで)、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)公表、米・決算発表→マイクロソフト、テキサス・インスツルメンツなど
1月26日(水):日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17・18日分)、日・企業向けサービス価格指数(12月)、日・景気動向指数(11月)、日・決算発表→ファナック、日電産、米・新築住宅販売件数(12月)、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見、米・決算発表→テスラ、インテルなど
1月27日(木):日・工作機械受注(12月)、日・決算発表→信越化、NRI、アドテスト、新光電工、富士通、富士電、米・GDP速報値(10-12月)、米・耐久財受注(12月)、米・中古住宅販売成約指数(12月)、米・決算発表→アップルなど
1月28日(金):日・決算発表→スクリンH、ミスミG、オムロン、米・個人所得/個人支出(12月)、米・PCEコアデフレータ(12月)、米・ミシガン大学消費者マインド指数(1月)など1月30日(日):中・製造業/サービス業PMI(1月)、中・財新製造業PMI(1月)など
まとめ
警戒していた「オミクロン株」の感染拡大が最大化しています。
年末年始は穏やかな日本でしたが、その後感染拡大しています。
日経平均の早期回復にも期待したいですが、下がってる時期にこそ高配当株も物色していきたいですね。
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