10月31日~11月4日までの日経平均予想です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
今週株価予想:2万8200円-2万6800円です。
直近の値動き
年初来高値29,388.16(2022年1月5日)年初来安値24,681.74(2022年3月9日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2022年10月28日 | 27,097.38 | 27,265.46 | 26,981.08 | 27,105.20 |
2022年10月27日 | 27,407.23 | 27,450.26 | 27,330.79 | 27,345.24 |
2022年10月26日 | 27,410.64 | 27,578.05 | 27,404.90 | 27,431.84 |
2022年10月25日 | 27,113.20 | 27,337.80 | 27,073.18 | 27,250.28 |
2022年10月24日 | 27,233.00 | 27,308.97 | 26,974.90 | 26,974.90 |
2022年10月21日 | 26,903.50 | 26,985.38 | 26,869.38 | 26,890.58 |
先週の値動きです。
始:26,890円⇒終:27,105円
215円安でした。
なんとか200円高となったけど、先週の下げ分の回復って感じだね。
日経平均はなかなか堅調な動きをしていいるね。
これからどうなるんだろうね。
これから7月~9月の決算が発表されるからそれも楽しみだよね。
高配当株は、それなりに株価も上がっていくのじゃないかな。
先週の動向と今週の傾向
11月1-2日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。21日のウォールストリート・ジャーナル紙の報道に加えて、その後のサンフランシスコ連銀のデーリー総裁やセントルイス連銀のブラード総裁の発言の変化もあり、会合では次回の12月会合での利上げ幅の縮小に向けた議論が行われる見通しです。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込むターミナルレート(政策金利の最終到達点)は一時2023年の3-5月時点で5.0%を超える水準にまで及んでいましたが、その後、10月28日時点では同時期で4.7%強にまで低下(米9月個人消費支出(PCE)コアデフレータや米7-9月期雇用コスト指数の結果を受けて29日には4.9%にまで再上昇しています)。
このように、ある程度は織り込み済みではありますが、FRBが利上げ減速の明確なシグナルを送れば、市場は素直に好感するとおもわれます。
その場合、特に指数のショート(売り)が積み上がったままの米株式市場を中心に買い戻しが入りそうです。
東京市場でも、一時大きく積み上がっていた裁定買い残は大方解消されていて、年始からの海外投資家の先物ポジションがややネットショートに傾いていることを踏まえると、上方向に振れやすいと推察できます。
上昇したとしても短期的なものに終わる可能性には留意しておきたい。
来週末は米10月雇用統計の発表を控える。FRBが利上げ減速への地ならしを始めたとはいえ、依然としてデータ重視の姿勢は崩しておらず、今後も予想を上回る強いデータが多く出ると再び金融引き締め懸念が強まりかねない。
特に、労働市場の逼迫に起因した賃金インフレが一番根強くFRBを困らせているため、雇用統計の注目度は非常に高い。
そのため、指標を確認する前に大きく買い上がる向きは少ないだろう。翌週の8日には米中間選挙も控えているため、イベント前に持ち高を傾けることは考えづらい。
米IT大手のGAFAM決算はほぼ全敗でした。
高いブランド力と包括的なサービス提供力を武器に相対的に好業績が期待された大手企業でも決算が冴えなかったことで、景気後退懸念は一段と強まっています。
クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレスや決済サービスのビザなどは好決算で、米国での力強い個人消費が確認されたが、この高い収益水準がいつまで続くかは不透明です。
GAFAM決算なども受けて、今後は米国で企業の10-12月期および来年度以降の業績予想の下方修正が進む可能性があります。株価の決定要因の一つである一株当たり利益(EPS)の低下が想定される中、実需筋の買いは期待しにくいです。
今週の注目スケジュール
10月31日(月):日・小売売上高(9月)、日・鉱工業生産指数(9月)、日・消費者態度指数(10月)、日・住宅着工件数(9月)、決算→商船三井、コマツ、村田製、レーザーテック、中・製造業/非製造PMI(10月)、欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(10月)、石油輸出国機構(OPEC)が2022年世界石油見通し(WOO)発表、アブダビ国際石油展示会・会議(ADIPEC)(11月3日まで)など
11月1日(火):日・米・製造業PMI(10月)、中・財新製造業PMI(10月)、豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表、米・ISM製造業景況指数(10月)、米・求人件数(9月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(2日まで)、米・決算→AMDなど
11月2日(水):決算→ミネベアミツミ、住友電工、エムスリー、米・ADP全米雇用報告(10月)、米・パウエルFRB議長の記者会見、米・決算→クアルコムなど
11月3日(木):日・株式市場は祝日のため休場(文化の日)、中・財新サービス業PMI(10月)、英・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利発表、米・サービス業PMI(10月)、米・ISM非製造業景況指数(10月)、米・非農業部門労働生産性(7-9月)など
11月4日(金):日・サービス業PMI、決算→伊藤忠、郵船、JFEHD、欧・ユーロ圏サービス業PMI(10月)、欧・ユーロ圏生産者物価指数(9月)、米・10月雇用統計など
まとめ
来週から国内企業の決算発表が始まります。
円安の影響で輸出業の決算も注目できますし、自動車業界の決算も期待できます。
自動車業界は、部品購入ができない中での生産台数にも注目したいです。
でも、相変わらず高配当株は強い印象です。
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