11月14日~11月18日までの日経平均予想です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
今週株価予想:2万9000円-2万7800円です。
年初来高値29,388.16(2022年1月5日)年初来安値24,681.74(2022年3月9日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2022年11月11日 | 27,868.69 | 28,329.54 | 27,837.09 | 28,263.57 |
2022年11月10日 | 27,459.08 | 27,485.38 | 27,370.62 | 27,446.10 |
2022年11月9日 | 27,884.55 | 27,926.52 | 27,688.86 | 27,716.43 |
2022年11月8日 | 27,718.84 | 27,943.27 | 27,704.64 | 27,872.11 |
2022年11月7日 | 27,406.78 | 27,578.01 | 27,357.53 | 27,527.64 |
2022年11月4日 | 27,371.89 | 27,389.30 | 27,032.02 | 27,199.74 |
先週の値動きです。
始:27,199円⇒終:28,263円
1,064円高でした。
先週は、1,000円以上の大幅な上げ幅だったね。
11日が米国株につられて大幅高だったね。
アメリカの影響ってすごいね。
金利上昇もそろそろ控えめにって感じなのかな???
FRBの動向次第で株価が大きく動くね。
国内企業の決算発表もいい感じで増収しているところもあるんだけどね。
先週の動向と今週の傾向
先週末の流れを引き継いで、週明けもインフレ減速・金融引き締め懸念後退を好感した動きが継続しそうです。
15日に米10月卸売物価指数(PPI)が発表予定で、米10月消費者物価指数(CPI)に続きコア指数の減速が確認されれば株式市場は一段と高くなるでしょう。
石油輸出国機構(OPEC)プラスによる協調減産や根強い中国での「ゼロコロナ」政策の緩和期待を背景に、原油市況が9月下旬以降は下値を切り上げているため、ヘッドラインインフレの上振れには注意が必要です。
米10月CPIの方もコア指数が大きく減速したとはいえ、前年比ではまだ+6.3%と高水準です。
また、CPIの3割以上と最も大きい構成比を占める住居費は前月比+0.8%と9月(+0.7%)から加速しています。
相関性の高いS&Pコア・ロジック・ケース・シラー住宅価格指数などの米住宅価格の代表的な指標は今年4月をピークに減速しているため、1年程遅れて動く遅行性を考えれば、住居費の減速も時間の問題でしょう。
ただ、1年から1年半の遅行性を踏まえると住居費の減速にはまだ時間がかかる見通しです。
今後、コアCPIが前年比で+6.0%台をしぶとく維持する可能性もあり、中長期では警戒は怠れない。
それでも、今回のコアCPIの減速度合いはモメンタム重視の株式強気派を勢いづかせるのには強力な材料となっていて、この勢いは簡単には萎まないでしょう。
このため、15日の米10月PPIが多少予想を上回る程度ではインフレ減速・金融引き締め懸念後退への思惑は消えず、来週末の米国版SQ(特別清算指数)算出日までは売り方の買い戻しを巻き込みながら上昇基調が続くと考えられます。
東京市場でも商品投資顧問(CTA)などのトレンドフォロー型ファンドによる一段の買い持ち高の積み上げにより、日経平均の29000円はありえそうです。
今週末は地合いの影響が大きいでしょうが、業績予想を下方修正した東京エレクトロン<8035>が急伸していて、半導体関連株のあく抜け感を想起させるような動きとなりました。
こうした中、来週は米国時間で16日にエヌビディアが、17日にはアプライド・マテリアルズが決算を予定しています。
内容が良くないことは大方分かっているため、焦点は東京エレクトロンと同様にあく抜け感が強まるかどうかです。
それ以前の話ではあるが、東京エレクトロンの株価が週明け以降もしっかりと続伸できるかも重要なポイントです。
関連株のあく抜けが強まれば指数寄与度の大きい銘柄が多いだけに、相場全体を押し上げることになっていきますね。
今週の注目スケジュール
11月14日(月):日・決算発表→リクルートHD、SMC、マツココ、欧・ユーロ圏鉱工業生産(9月)、インドネシア・米中首脳会談など
11月15日(火):日・GDP速報値(7-9月)、日・鉱工業生産(9月)、ベースフードが東証グロースに新規上場、POPERが東証グロースに新規上場、中・鉱工業生産指数(10月)、中・小売売上高(10月)、独・ZEW期待指数(11月)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(11月)、米・生産者物価コア指数(10月)、インドネシア・G20首脳会議(16日まで)、米・バー連邦準備制度理事会(FRB)副議長が上院銀行委員会で証言、米・決算発表→ホームデポ、ウォルマートなど
11月16日(水):日・コア機械受注(9月)、中・新築住宅価格(10月)、英・消費者物価コア指数(10月)、米・小売売上高(10月)、米・鉱工業生産指数(10月)、米・NAHB住宅市場指数(11月)、米・NY連銀総裁やSEC委員長が米国債に関する会議で講演、米・決算発表→エヌビディア、ロウズ、ターゲットなど
11月17日(木):日・貿易収支(10月)、米・住宅着工件数(10月)、米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)、米・セントルイス連銀総裁が講演、米・クリーブランド連銀総裁が講演、米・決算発表→アプライド・マテリアルズ、ギャップ、メーシーズなど
11月18日(金):日・消費者物価コア指数(10月)、英・小売売上高指数(10月)、米・中古住宅販売件数(10月)など
まとめ
国内企業の決算発表が続々発表されています。
業績好調な企業が多くある印象です。
米国の動向次第で、29,000円にも届く勢いもあるかもしれませんね。
年末に向けて、上昇していてほしいですね。
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