6月6日~6月10日までの日経平均予想です。
今週株価予想:2万8000円-2万6500円です。
先週の日経平均株価の推移と、今週の動向予想をみていきましょう。
直近の値動き
年初来高値29,388.16(2022年1月5日)年初来安値24,681.74(2022年3月9日)
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
2022年6月3日 | 27,660.62 | 27,776.33 | 27,614.86 | 27,761.57 |
2022年6月2日 | 27,340.52 | 27,450.47 | 27,251.24 | 27,413.88 |
2022年6月1日 | 27,295.63 | 27,482.31 | 27,295.42 | 27,457.89 |
2022年5月31日 | 27,318.09 | 27,463.33 | 27,250.70 | 27,279.80 |
2022年5月30日 | 27,092.82 | 27,401.24 | 27,057.20 | 27,369.43 |
2022年5月27日 | 26,947.80 | 26,996.70 | 26,731.60 | 26,781.68 |
先週の値動きです。
始:26,781円⇒終:27,761円
980円高でした。
今週も日経平均は上げたから3週連続の上げだね
しかも今週は、1,000円くらい上がったね。
そうだよね~だいぶいい感じで上がってきたけど、来週から雲行きが怪しい感じなのかな。
アメリカのインフレで、金利がさらに上がりそうだからね。
来週はどうかな~って感じになるのかな!?
今週の注目記事
先週の動向と今週の傾向
来週末10日は6月限先物・オプション取引に係る特別清算指数(SQ)算出日で、米5月消費者物価指数(CPI)が発表されます。メジャーSQと米CPIが近づくにつれ、徐々に警戒感が高まりそうです。
今週の日経平均は週間で1000円近くも大幅に上昇しました。
でも、今週は米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が「インフレ率が当局の目標である2%に近づくまでは、0.5ptの利上げは常に選択肢にある」と発言しました。
ブレイナード副議長は9月の利上げ停止について「(現時点では)その可能性は非常に低い」と発言。
5月下旬にかけて一部で高まっていたFRBのハト派転換への期待をけん制するかのような発言が相次いでいます。
5月前後をピークに低下基調にあった米10年物の名目利回りと期待インフレ率も足元で再び上昇基調に転じていますね。
特に、米10年債利回りは5月27日に2.74%だったのが、連休明けから大きく上昇し、2.9%台半ばまで上昇してきています。
6月2日には石油輸出国機構(OPEC)プラスが原油増産幅の拡大で合意しましたが、原油先物価格は続伸しています。
今週末にはWTIは1バレル=120ドル台に乗せてきています。
欧州連合(EU)によりロシア産石油の一部禁輸などの追加制裁が科され、この程度の増産幅では焼け石に水と思われているようです。
ドイツ・ヨーロッパ圏で発表された5月CPIは予想を大幅に上回り、前年比の伸びとして共に過去最高を記録。
エネルギー生産・輸入状況に違いはあるとはいえ、米国でも本当に3月でインフレはピークアウトしたのかという疑念を抱く投資家が増えています。
今週は株式市場にとってネガティブな材料が多かったですが、相場は大きく上昇しました。
短期筋によるプット(売る権利)の売却など、デリバティブ絡みのポジション解消の動きが、薄商いのなかで株価指数の上昇率を実体以上に強く見せているに過ぎない可能性が高いです。
こうした実体を無視した需給要因主導での上昇は危うさを伴っているといえます。
日経平均で言えば、28000円を明確に超える材料があるとは言えず、売り方の買い戻しによる上昇もそろそろ一服する頃合いといえます。
そのため、来週末の米5月CPIが近づくタイミングで、相場は再び神経質な展開が想定され、翌週には米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えていることを踏まえれば、調整が入る可能性にも注意が必要です。
今週の注目スケジュール
6月6日(月):中・財新サービス業PMI(5月)、米・アップルの世界開発者会議(WWDC)(10日まで)など
6月7日(火):日・家計支出(4月)、日・毎月勤労統計(4月)、景気動向指数(4月)、骨太方針、新しい資本主義実行計画が閣議決定、 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表、世界銀行グループ(世銀)が世界経済見通し(GEP)発表など
6月8日(水):日・GDP改定値(1-3月)、景気ウォッチャー調査(5月)、ANYCOLORが東証グロースに新規上場、米・10年債入札など
6月9日(木):日・工作機械受注(5月)、欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、中・貿易収支(5月)など
6月10日(金):日・国内企業物価指数(5月)、中・消費者物価指数(5月)、米・消費者物価コア指数(5月)、米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(6月)など
まとめ
今週は我慢の相場となりそうですが、4週連続の上げを少しは期待したいですね。
早めに28,000円を突破すれば30,000円の壁も突破が見えてくるのではないでしょうか。
半年も日経平均くすぶっていますからね。
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