ヘルスケア産業は今後も伸長!
【VHT】の特徴を徹底解説
ヘルスケアに特化したETFがあるんだって?
【VHT】ね~医療系に特化したETFなんだよね~
パフォーマンスもいいから人気だよね~
コロナのような感染症もあるし、高齢化社会で今後も医療系は伸びていくから気になるETFだよね~
今回は、【VHT】について解説するね
VHTの概要
『VHT』とは、バンガード・ヘルスケアETF(上場投資信託)のことで、MSCI USインベスタブル・マーケット・ヘルスケア・インデックスに連動し、米国のヘルスケアセクターの大型株~小型株で構成されています。『VHT』に投資をすることで、米国のヘルスケア企業に分散投資することができます。
米国の医療費は、世界一で年間3兆6000億ドルと言われています。
米国は、年々人口が増加(2010年の人口は3億874万5538人、2020年には2270万3743人増え、7.4%増加)しています。人口が増えることで、医療費も右肩上がりに増加しています。
ですので、ヘルスケアセクターは、今後も大きな成長を見込めるセクターだと言えます。
投資信託組入れ上位銘柄
名称 | 数量 | 値 | ファンドの割合 |
---|---|---|---|
JNJ:USジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 6.80 百万 | 1.11 十億 | 7.63 |
UNH:USユナイテッドヘルス・グループ | 2.45 百万 | 977.33 百万 | 6.74 |
PFE:USファイザー | 14.36 百万 | 554.89 百万 | 3.83 |
ABT:USアボットラボラトリーズ | 4.58 百万 | 549.82 百万 | 3.79 |
ABBV:USアッヴィ | 4.56 百万 | 508.50 百万 | 3.51 |
MRK:USメルク | 6.54 百万 | 486.88 百万 | 3.36 |
TMO:USサーモフィッシャーサイエンティフィック | 1.02 百万 | 481.45 百万 | 3.32 |
MDT:USメドトロニック | 3.47 百万 | 454.93 百万 | 3.14 |
DHR:USダナハー | 1.65 百万 | 419.39 百万 | 2.89 |
LLY:USイーライリリー | 2.22 百万 | 406.41 百万 | 2.80 |
上位10銘柄で全体の40%のウエイトを占めます。中でも、ジョンソン・エンド・ジョンソンとユナイテッドヘルスが14%と特に大きな割合ですね。
上位が占める割合が大きいですが、構成銘柄数は、ヘルスケアセクターの企業の約400銘柄で、広く分散投資されています。
直近の値動き
5年間のチャートを見ていきましょう!
コロナショックで暴落していますが、綺麗な右肩上がりですね。
このようなチャートは大好きです。
将来にも期待ができます!
VHTのこれまでの配当実績と増配率は?
VHTは他の多くのETFと同様に四半期に一度配当金が分配されます。配当実績は以下のとおり。
売り上げが鉄板のディフェンシブ銘柄ETFというだけあって、配当の伸びはおおむね右肩上がりです。特に2019年の配当金が大きく膨らんでいることがわかります。
VHT配当利回りは1.3%程度と若干低めの値。ただ3年間の増配率の平均が17.58%と極めて高い数値です。
順調に配当金が伸びていることを考えれば、株価の伸びだけじゃなく長期的にもインカムを期待できる優良ETFといえますね。
VHTの配当も期待できますが、米国株の魅力は連続増配銘柄が多いことですね。個別銘柄の中にも素晴らしい銘柄が米国にはたくさんあります。以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
VHTのトータルリターンの比較
ヘルスケアETFの『VHT』と連続増配株式ETFであるVIGと全米株式ETFであるVTI、ナスダック100のQQQのトータルリターンの比較を見てみます。
<VHTトータルリターン比較>
『VHT』が設定された2004年からの各ETFのトータルパフォーマンスですが、まず、圧倒的なパフォーマンスで目に入るのが最強ETFの筆頭であるQQQです。ですが、次点には、『VHT』が長期投資の王道であるVTIを大幅にアウトパフォームしています。『VHT』に投資をすることで、高いリターンを期待できます。
まとめ
ヘルスケアセクターで構成されるETFをご紹介してきました。
今後も、医療はなくなりませんし、高齢化社会は世界中で広まっていきます。
日本は、少子高齢化ですが、世界全体でみると人口は増加しています。
そのようなことを踏まえ、今後のヘルスケア事業に期待できますね。
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