2月は、3月に次ぐ決算集中月で、株主優待を実施する企業も数多くあります。
2月は、株主優待を受けられる銘柄が多く選択肢が豊富です。
2月の権利付き最終売買日は2月24日です。気になる銘柄があれば権利付き最終売買日までに買っておきましょう。
おすすめ1 イオンモール(証券コード:8905) イオン (証券コード:8267)
イオンモールは、国内小売2位の大手総合スーパーです。ショッピングモールの開発、運営、管理を行っている企業で、「イオンモール」を国内に165店舗、海外に32店舗展開しています。
また、ショッピングモールや金融、不動産など幅広く店舗展開をしており、アジアを中心に海外展開も進めています。
2021年2月期は減益予想となっています。
巣ごもり消費を取り込み食品スーパーなどは堅調なものの、モールの休業などもあり、稼ぎ柱の一角である不動産と金融が不調でした。
優待内容は買い物がお得になる「オーナーズカード」がもらえます。
持株数に応じて買物金額の合計から3%~7%キャッシュバックされるというものです。
さらに毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」の5%割引の特典に重ねて使用することができます。
その他にも施設によっては株主専用のラウンジが設置されている店舗もあるようです。
株数と保有年数によっては自社ギフトカードももらえるようです。
優待内容ですが、2月末に100株保有していると、以下の3つのコースからひとつ選択できます。
・3,000円分のイオンギフトカード
・3,000円相当のカタログギフト
・3,000円のカーボンオフセット(※)の購入
※企業の生産活動で生じる二酸化炭素を森林整備などで相殺する活動
イオンギフトカードは、イオンモールやスーパーのイオンなど、グループ各店舗(一部除く)で現金と同じように利用できます。イオンのスーパーで閉店間際の割引になったお惣菜(そうざい)をよく買ったいり。家計にとってありがたい優待だとおもいます。
イオンモール
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株~499株 (右の3コースから1コースを選択) | 3,000円分のイオンギフトカード 3,000円相当のカタログギフト 3,000円のカーボンオフセットサービスの購入 |
500株~999株 (右の3コースから1 コースを選択) | 5,000円分のイオンギフトカード 5,000円相当のカタログギフト 5,000円のカーボンオフセットサービスの購入 |
1,000株 以上 (右の3コースから1コースを選択) | 10,000円分のイオンギフトカード 10,000円相当のカタログギフト 10,000円のカーボンオフセットサービスの購入 |
イオン
2月末日の保有株式数 |
---|
1,000株~1,999株 |
2,000株~2,999株 |
3,000株~4,999株 |
5,000株以上 |
イオンギフトカード金額 |
---|
2,000円 |
4,000円 |
6,000円 |
10,000円 |
- 毎年5月下旬頃に発送予定
- 3年以上継続保有の株主さまとは、2月末および8月末時点の株主名簿に、同一株主番号で、7回以上連続で記載された株主さまとします。
- 長期保有株主優待制度は、2015年2月末日権利確定日から導入されました。
たとえば・・・
2017年2月期末以前から株主名簿に同一株主番号で継続記載されて、5,000株以上保有していた場合
おすすめ2 吉野家ホールディングス(証券コード:9861)
老舗牛丼チェーンです。他にもうどんチェーンはなまるや寿司の京樽などを運営しています。
コロナ禍が直撃し2021年2月期は厳しい業績となりそうです。
優待内容はグループ店舗で利用可能な優待券です。
吉野家だけではなく、はなまるうどんや京樽でも利用できるので、お近くに店舗のある方にとっては楽しめる優待といえそうです。
定番の株主優待銘柄で、年2回食事に使えるサービス券がもらえる。「食物繊維麺で女性に人気の、はなまるうどんで利用できます」(ぐでりん)、「京樽、海鮮三崎港、すし三崎丸で寿司も食べられます」(まつのすけ)、「株主優待券を冷凍の牛丼セットと交換可」(トコタン)と、サービス券は対象店舗が多いうえに利用しやすい!
気になる業績は、2018年2月期は営業利益を2倍強にする計画で、第2四半期までの進捗も順調。また、主要セグメントの増収で営業キャッシュフローが改善。2017年は、外食チェーン初となる機能性表示食品「サラシア入り牛丼の具(サラ牛)」の販売でも話題を集めました。
配布枚数
100株~999株の株主様:2月末、8月末の半期毎に10枚の300円サービス券を進呈いたします。1,000株~1,999株の株主様:2月末、8月末の半期毎に20枚の300円サービス券を進呈いたします。2,000株以上の株主様:2月末、8月末の半期毎に40枚の300円サービス券を進呈いたします。
発送時期
2月末分は5月上旬、8月末分は11月中旬となります。
おすすめ3 ビックカメラ(証券コード:3048)
家電量販店大手で首都圏のターミナル駅等に店舗展開しています。
国内に44店展開しています(2021年1月時点)。郊外型の家電量販店「コジマ」は子会社です。
前期はコロナ禍での時短営業なども響き減収減益となっておりましたが、今期は一転増益予想となっております。
テレワークの普及でパソコンや周辺機器が伸びています。
また在宅時間の増加や買い替え需要から家電も伸びているようです。
優待内容は自社店舗で使える買物優待券で、店舗に行くことが難しい方は使いにくい優待かもしれません。
.贈呈条件
優待制度 | 贈呈回数 | 基準日 | 対象となる株主様 |
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所有株式数 に応じた株主優待制度 | 年2回 | 2月末日 8月末日 | 基準日の当社株主名簿に記載された株主様 |
保有期間 に応じた株主優待制度 | 年1回 | 8月末日 | 基準日の株主名簿において、毎年2月および 8月末日の当社株主名簿に連続して3回以上 同一株主番号で記載された株主様 |
優待内容ですが、2月末に100株保有していると、ビックカメラなどの店舗で使える2,000円相当の買物優待券(1,000円券×2枚)がもらえます。8月末にも優待が実施されますが、100株保有で1,000円になります。ただし、8月は1年以上2年未満継続保有で1,000円相当、2年以上で2,000円相当 (1,000円券×2枚)の追加優待がもらえるので長期保有がおすすめです。
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